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講談社青い鳥文庫

南総里見八犬伝 3

決戦のとき

原作:曲亭 馬琴
文:時海 結以
絵:亜沙美

紙版

内容紹介

全3巻シリーズの完結編! 残る二人ともめぐり会い、里見の国をめざす剣士たち。そのころ、里見の国では、行方不明になっていた剣士の親兵衛が、戻ってきた浜路姫を守っていた。ところが、あやしい占い師の策略で、親兵衛は城を出ることに。ついに決戦のときがやってきた。剣士たちは、呪いにあやつられた大軍から里見の国を守り、呪いを断ちきることができるのか!? <小学上級から・すべての漢字にふりがなつき・古典>


 里見家にかけられた魔女の呪いを破るために生まれた八人の剣士。その出会いと友情、呪いとの戦いを描く、全3巻シリーズの完結編!

 残る二人ともめぐり会い、かたき討ちを果たして、里見の国をめざす剣士たち。そのころ、里見の国では、行方不明になっていた剣士の親兵衛が、戻ってきた浜路姫を守っていた。
 ところが、あやしい占い師の策略で、親兵衛は城を出ることに。
 ついに決戦のときがやってきた。
 剣士たちは、呪いにあやつられた大軍から里見の国を守り、呪いを断ちきることができるのか!?
 
<小学上級から・すべての漢字にふりがなつき・古典>

目次

おもな登場人物
これまでのお話
一 黒い呪いに包まれた宿
二 毛野と道節、かたき討ちのゆくえ
三 あやしげな占い師、妙椿
四 浜路姫にふりかかった災い
五 ついにそろった、八犬士
六 毛野が放つ、風火の策
七 最後の戦い
あとがき

著者略歴

原作:曲亭 馬琴
1767年生まれ。江戸時代後期の作家。1814年から28年をかけて全98巻、106冊の「南総里見八犬伝」を完結させた。1848年没。
文:時海 結以
長野県生まれ。歴史博物館にて、遺跡の発掘や歴史・民俗資料の調査研究職にたずさわったのち、2003年作家デビュー。著書に「あさきゆめみし(全5巻)」(大和和紀・原作)、『平家物語 夢を追う者』『竹取物語 蒼き月のかぐや姫』『枕草子 清少納言のかがやいた日々』(いずれも講談社青い鳥文庫)、『小説 ちはやふる中学生編』(講談社)ほか多数。日本児童文学者協会、日本民話の会に所属。
絵:亜沙美
大阪府生まれ。京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)卒業。さし絵の作品に「若おかみは小学生!」シリーズ、「温泉アイドルは小学生!」シリーズ、『フランダースの犬』(以上、講談社青い鳥文庫)、「ビースト・レスキュー」シリーズ(金の星社)などがある。

ISBN:9784062855815
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:272ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2016年09月
発売日:2016年09月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ