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講談社青い鳥文庫

秘密の花園 1 ふきげんな女の子

作:フランセス・エリザ・ホジソン・バーネット
訳:谷口 由美子
絵:藤田 香

紙版

内容紹介

イギリス植民地時代のインド。乳母と使用人まかせで育ったメアリは、気むずかしい少女でした。ある日、両親が病で亡くなり、メアリは、英国・ヨークシャーに住む伯父に引き取られることになりました。伯父の屋敷には、もう長いこと、だれも入っていない庭園があるらしい……。メアリは、その庭園が気になり、入り口を探します。そしてついにある日、その庭園の鍵と、入り口を見つけ、中に入ったのです!


イギリス植民地時代のインド。ほとんど家に帰らない父親と、パーティー三昧の美しい母親のもと、乳母と使用人まかせで育ったメアリは、気むずかしい少女でした。
ある日、コレラの流行で両親が亡くなり、メアリは、英国・ヨークシャーに住む伯父、クレイブン氏に引き取られることになりました。
荒野(ムーア)の外れにある伯父の屋敷は、うっそうと暗く陰気でした。することもないメアリは、陽気な使用人マーサの提案で、お屋敷の広い庭でしぶしぶと遊ぶようになります。

もう長いこと、だれも入っていない庭園があるらしい……。

いままでなにも気にかけたことがなかったメアリは、その庭園が気になり、入り口を探します。
そしてついにある日、メアリはコマドリのみちびきで、その庭園の鍵と、入り口を見つけ、中に入ったのです!

<以下続刊!>
「秘密の花園2 動物と話せる少年」
「秘密の花園3 魔法の力」

目次

1 だれも残っていなかった
2 つむじまがりのメアリさん
3 荒野をこえて
4 マーサ
5 廊下の泣き声
6 「だれかが泣いてる、ぜったいに泣いてる。」
7 庭の鍵
8 コマドリが教えてくれた
9 ほんとに変なお屋敷!

著者略歴

訳:谷口 由美子
訳者●谷口由美子
1949年山梨県生まれ。児童文学翻訳者。上智大学外国語学部英語学科卒業。著書に『大草原のローラに会いに…小さな家をめぐる旅』(求龍堂)、訳書に「若草物語」シリーズ(講談社青い鳥文庫)など多数。
絵:藤田 香
関西出身。水瓶座のB型。書籍、雑誌、ゲームなどのイラストで幅広く活躍中。おもな本の挿絵に『リトルプリンセス-小公女-』、「若草物語」シリーズ、「黒魔女さんが通る!!」シリーズほか多数。画集に『Fs5』がある。

ISBN:9784062853354
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:180ページ
定価:620円(本体)
発行年月日:2013年02月
発売日:2013年02月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB