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講談社+α新書

退職金バカ

50歳から資産を殖やす人、沈む人

著:中野 晴啓

紙版

内容紹介

退職金で失敗して老後資金を大きく減らし、「人生90年」時代にもかかわらず、60~70代で資産が底を突き、「あとは年金だけ」になる人が増えている。「定年まであと×年」「退職金をもらったら逃げ切るだけ」の発想が勘違いの原因に。退職後も長期投資で「使いながら運用」すれば、資産を100歳まで持たせることは可能。50代は退職準備資金の蓄積が間に合うギリギリの世代。今からできること、退職後にすべきことを教示!


退職金で失敗して老後資金を大きく減らし、
「人生90年」時代にもかかわらず、60~70代で早々に底を突き、
「あとは年金だけ」に陥る人が増えている。

「定年まであと×年」「退職金をもらったら逃げ切るだけ」の発想が後悔の原因。

長期投資のゴールは定年ではない。
退職金受給後は「使いながら運用」することで、
資産を100歳まで持たせることが可能になる。

50代は、原資となる資金の蓄積が間に合うギリギリの世代。
そんな50代に向けて、今すぐすべきこと、退職後になすべきことを教示。

そして、金融資産にくわえてもうひとつ、
「人的資産」が最後に人生の質を左右する。

個人のエクスパティーズ(専門性)を磨いて
定年後の20~30年間にもマネタイズできるだけの
スキル・能力を身につければ、
後半生を、真に豊かで充実したものにすることができる。

会社を勤め上げた後、
個人として充実した日々を送る先達の例を紹介しながら、
現役世代に向けてエールを送る。

「会社員」としてのゴールが見えてきたすべての人、必読の1冊!

目次

第1章 50代のリアル
第2章 これが新しい「50歳からの生き方」
第3章 50代の資産運用法
第4章 生活をリセットすれば、老後資金は捻出できる
第5章 老後の資産運用に適した投資信託の選び方

著者略歴

著:中野 晴啓
1963年、東京都生まれ。セゾン投信株式会社代表取締役社長。1987年、明治大学商学部卒業。セゾングループの金融子会社にて資産運用業務に従事した後、投資顧問事業を立ち上げ、運用責任者としてグループ資金の運用のほか海外契約資産等の運用アドバイスを手がける。その後、株式会社クレディセゾンインベストメント事業部長を経て、2006年セゾン投信株式会社を設立、2007年4月より現職。2本の長期投資型ファンドの運用・販売を行っている。取り扱いファンドである「セゾン資産形成の達人ファンド」は3年連続「R&Iファンド大賞」最優秀ファンド賞を受賞。また、全国各地で年間150本以上の講演やセミナーを行い、社会を元気にする活動を続けている。公益財団法人セゾン文化財団理事。公益財団法人クロスボーダー・ウィング評議員。NPO法人元気な日本をつくる会理事。
著書には『投資信託はこの9本から選びなさい』(ダイヤモンド社)、『預金バカ』(講談社+α新書)などがある。

ISBN:9784062729437
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:176ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2016年09月
発売日:2016年09月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFF