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講談社+α新書

ゆがんだ正義感で他人を支配しようとする人

著:梅谷 薫

紙版

内容紹介

友人、上司、同僚、マンションの隣人、ご近所……一見したところ、親切そうに見えるのに、付き合っていくと徐々に豹変し、自分の一方的な思いを実現させるべく周囲を利用し始める、そんな“危ない人”が増えています。気づかずにそのテリトリーに入るととんでもない目に遭うことになる。なぜいま、そんな危険なパーソナリティの人が増えているのか、見抜く方法や対処法はあるのか。心療内科医としてサポートに当たる医師が教示。


 一見したところ、まともでやさしそうに見えるのに、付き合っていくと徐々に豹変し、自分の一方的な思いを実現させるべく周囲を利用し始める、そんな“危険な”人が増えています。
 友人、職場の上司、同僚、マンションの隣人、ご近所……「彼ら」はいつでもどこにでも存在していて、気づかずにそのテリトリーに入るととんでもない目に遭うことになります。なんとなく「危ない人」とは感じながらも、精神的な問題を抱えているというわけでなさそうで、世間的には「普通の人」で通っているため、日常生活や仕事の中で付き合わざるを得ない。しかし、その先に待っているのは恐ろしい体験だけ──。
 なぜいま、そんな“危険な”パーソナリティの人が増えているのか、見抜く方法や対処法はあるのか。心療内科医として、日々“危険な”人々の被害者たちのサポートに当たる気鋭の医師が教示する、危ない隣人から逃れる方法。

目次

はじめに──あなたに迫る「危険な隣人」
第一章 危険な隣人~職場編
第二章 危険な隣人~マンション編
第三章 危険な隣人~ご近所トラブル編
第四章 危険な隣人~ハラスメント編
第五章 危険な隣人~スクールカースト編
第六章 「ゆがんだ正義感」が悪意を生む
第七章 「危険な隣人」にどう立ち向かうか
おわりに

著者略歴

著:梅谷 薫
内科医師。1954年生まれ。東京大学医学部卒業。内科・消化器内科の専門医として外来診療・内視鏡検査を行う。日本心身医学会会員、日本精神神経学会会員。うつ病や適応障害などメンタル不調の診療にも従事。さらに日本医師会認定産業医として、一部上場企業からIT企業まで、さまざまな職場でストレスチェックやうつ病の復職指導などにあたっている。
著書には『「毒になる言葉」「薬になる言葉」』(講談社+α文庫)、『あなたの感情を「毒」にしない生き方』(実業之日本社)など多数。

ISBN:9784062729338
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2016年03月
発売日:2016年03月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MJ