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アメリカ太平洋軍

日米が融合する世界最強の集団

著:梶原 みずほ

紙版

内容紹介

 アメリカ国防総省のクリアランスを得て、2年間、アジア太平洋安全保障研究センターの研究員として取材した、日米同盟の真実!! 地球の表面積の半分を担当するアメリカ太平洋軍司令官、ハリー・ハリス大将は日系人であり、38万人の軍人を率いる――このハリス大将にも密着取材し、進化した日米同盟の実態を内側からリポート。想像以上に一体化が進む自衛隊と米軍の戦略が向かう先は、中国だ!


 アメリカ国防総省のクリアランスを得て、2年間、アジア太平洋安全保障研究センターの研究員として取材した、日米同盟の真実!!
 地球の表面積の半分を担当するアメリカ太平洋軍司令官、ハリー・ハリス大将は日系人であり、38万人の軍人を率いる――このハリス大将にも密着取材し、進化した日米同盟の実態を内側からリポート。想像以上に一体化が進む自衛隊と米軍の戦略が向かう先は、中国だ!

目次

序 章 太平洋で激変する対中戦略
第1章 地球の半分を預かる司令官
第2章 中国「核心的利益」VS.アメリカ「航行の自由」
第3章 米軍のなかで輝く太平洋軍
第4章 太平洋軍――鋼の編制
第5章 ハワイの吸引力
第6章 太平洋軍と自衛隊をつなぐ糸
第7章 日米同盟の最前線を支える自衛官
第8章 試された日米同盟
第9章 インドアジア太平洋「海洋同盟」
終 章 日米同盟の海洋戦略

著者略歴

著:梶原 みずほ
梶原みずほ(かじわら・みずほ)

 1972年、東京に生まれる。エジプトのカイロアメリカン大学政治学部を卒業後、1994年、朝日新聞入社。神戸、金沢の各支局、大阪本社社会部を経て、2000年に東京本社政治部。首相官邸、自民党、外務省などを担当する。「be」編集グループを経て、2009年から「GLOBE」記者。2011年、ロンドン大学キングスカレッジ社会科学公共政策学部客員研究員。2014年、フルブライトフェロー(日米両政府からの拠出金により運営される日米教育委員会のプログラム)に選ばれ、朝日新聞を休職して2年間、ハワイ大学日本研究センター客員研究員。2015年1月~2016年8月まで、ハワイの国防総省ダニエル・K・イノウエ・アジア太平洋安全保障研究センター客員研究員。一般社団法人日本オマーン協会理事。笹川平和財団の日米豪印による「インド洋地域の安全保障」政策提言プロジェクトメンバー。慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート客員所員。本著は国防総省のクリアランスを得て執筆した。

ISBN:9784062208260
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:434ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2017年11月
発売日:2017年11月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JWCK