ビッグデータの正体
情報の産業革命が世界のすべてを変える
著:ビクター・マイヤー=ショーンベルガー
著:ケネス・クキエ
訳:斎藤 栄一郎
内容紹介
■なぜグーグルは複数の検索語と数式を組み合わせてインフルエンザの流行を予測できるのか■なぜアマゾンは、データによる「お勧め本」システムを採用したのか■なぜ「一人一人のお尻の形」のデータが「金の成る木」に変身するのか■なぜ電子書籍が発達すると「本」「読書」の概念が根本から変わってしまうのか?■なぜ今日の映画産業は、事前に「ヒット作」や「具体的な黒字・赤字」を予想できるのか?答えはすべて本書の中に。
2013年最大のキーワード「ビッグデータ」を初めて本格的に論じたベストセラー、待望の翻訳!!
我々の未来の生活、仕事、意識、すべてが「ビッグデータ」によって大きく変わる。
■なぜグーグルは複数の検索語と数式を組み合わせてインフルエンザの流行を予測できるのか■なぜアマゾンは社内の編集者や書評家をすべてお払い箱にして、データによる「お勧め本」システムを採用したのか■なぜ日本の研究者が集める「一人一人のお尻の形」のデータが「金の成る木」に変身するのか■なぜ「オレンジ色に塗られた中古車は故障が少ない」と判明したのか■なぜ電子書籍が発達すると「本」「読書」の概念が根本から変わってしまうのか?■なぜ今日の映画産業は、クランクインの前から「ヒット作」や「具体的な黒字・赤字」を予想できるのか?■なぜ「これからもっともセクシーで金を稼げる職業」は「データ・サイエンティスト」なのか
伊藤穰一(MITメディアラボ所長)
「押し寄せる情報の波によって、世の中の捉え方自体が根本から変わろうとしている。この事実をあぶり出すうえで新境地を切り開いたのが、本書『ビッグデータの正体』だ。企業はいかに新たな価値を生み出すことができるのか、人々は物事の認知のあり方をどのように変える必要があるのか――本書は大胆な主張と見事な語り口でその答えをはっきりと示している」
ローレンス・レッシグ(ハーバード大学ロースクール教授、『Free Culture』著者)
「物の見方を大きく変えてしまう本が10年に数冊は登場するが、まさに本書がそれだ。社会はビッグデータがもたらす変化に目を向け始めている。本書はその重要な出発点となる」
目次
第1章 世界を変えるビッグデータ
When Data Speaks データが語り始めるとき
第2章 第1の変化「すべてのデータを扱う」
「N=全部」の世界
第3章 第2の変化「精度は重要ではない」
量は質を凌駕する
第4章 第3の変化「因果から相関の世界へ」
答えが分かれば、理由は要らない
第5章 データフィケーション
「すべてのもの」がデータ化され、ビジネスになる時代
第6章 ただのデータに新たな価値が宿る
ビジネスモデルの大変化 その1
第7章 データを上手に利用する企業
ビジネスモデルの大変化 その2
第8章 リスク ビッグデータのマイナス面
『1984』の悪夢は実現するか
第9章 情報洪水時代のルール
ビッグデータ時代のガバナンスとは
第10章 ビッグデータの未来
ここまで述べてきたことの「まとめ」
ISBN:9784062180610
。出版社:講談社
。判型:4-6
。ページ数:319ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2013年05月
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UD。