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透明な旅路と

シリーズ白兎 1

著:あさの あつこ

紙版

内容紹介

一時の絶望に駆られ、行きずりの女を絞殺した吉行明敬。殺人現場から離れようと自動車で山道を走る途中、彼は古臭いおかっぱ頭の幼女を連れた、白兎(はくと)と名乗る不思議な少年に出会う。「お家に帰る」という幼女と、付き添いだという少年。やむをえず2人を車に乗せ山間の温泉宿にたどり着くが、吉行は白兎たちの不可思議な言動に混乱していく。


「あなたってまるで、孤児みたいね」
――孤独と絶望の淵で人の首を絞めた男が出会った、謎の少年と幼女。幻惑の逃避行が始まる。

一時の絶望に駆られ、行きずりの女を絞殺した吉行明敬。殺人現場から離れようと自動車で山道を走る途中、彼は古臭いおかっぱ頭の幼女を連れた、白兎(はくと)と名乗る不思議な少年に出会う。
「お家に帰る」という幼女と、付き添いだという少年。やむをえず2人を車に乗せ山間の温泉宿にたどり着くが、吉行は白兎たちの不可思議な言動に混乱していく。

著者略歴

著:あさの あつこ
岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞を受賞。2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞した。著書に講談社青い鳥文庫『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、岩崎書店『THE MANZAI』、講談社YA!ENTERTAINMENT『NO.6』ほか多数。

ISBN:9784062177726
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:239ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2012年09月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ