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健康の地図帳

監:大久保 昭行

紙版

内容紹介

《講談社 地図帳シリーズ》

【病気の早期発見・予防へ  バイタルサイン・症状・検査の読み方】
からだの「しくみ」や「はたらき」、「微熱がつづく」「眼がかすむ」「顔色が悪い」などの日常気になる症状、
病院や人間ドックなどで行われる検査を、精密なカラーイラストを中心にチャート方式・図版・写真を駆使して、
高度な医療情報が一目で理解できるように多角的に編集。

《一般家庭からパラメディカル、医療・健康関連従事者までのサブテキスト》

病気の予防、早期発見の道しるべに
 より健康的な生活をおくるうえで、欠かせないのは病気の予防と
 病気の早期発見です。そのためには、まずバイタルサインの変調を
 見逃さないことがたいせつになります。本書ではバイタルサインの
 しくみやその見方、しばしばみられるさまざまな症状のもつ意味や
 そのとらえ方、臨床検査のしくみなどを精密なカラーイラストや図版、
 チャート、グラフを用いてわかりやすく説明しました。   ( 「監修のことば」より )

【本書の項目】

《気になる症状》               
せきがでる、動悸・息切れがする       
声がかすれる、耳がきこえにくい、       
めまい・立ちくらみ、口がかわく、      
顔色がわるい、急にやせた、
下痢・便秘がつづく、便に血が混じる、       
尿が近い、からだがむくむ、全身がだるい、
頭が痛い、胸が苦しい、胃がもたれる、
肩がこる、腰が痛い、しびれがある、
性交ができない、乳房にしこりがある、
気分がしずむ、物忘れがひどい
など

《病院でうける検査》
尿、便、たん、血液、脂質代謝
糖代謝、尿酸代謝、電解質、眼底眼圧
甲状腺機能、呼吸機能、肝機能、
膵機能、腎機能、心電図、
内視鏡、超音波、脳波、CT、MRI
アレルギー、免疫、新生児、エイズ
がん、遺伝子診断、
おもな検査の正常値一覧など

目次

《1 からだのはたらき》
 体重
 体温
 血圧
 脈拍
 呼吸
 尿
 視力
 聴力
 平衡感覚
 睡眠
 栄養  
 運動
 ●数値でみるからだのはたらき
《2 こんな症状が気になるとき》
 微熱がつづく
 頭が痛い、頭が重たい
 顔色がわるい
 眼がかすむ
 耳がきこえにくい
 めまい、立ちくらみ、耳鳴りがする
 声がかすれる
 せきが出る、たんが切れない 
 動悸、息切れがする
 胸が苦しい、胸が痛い
 胃が痛い、胃がもたれる
 おなかが痛い
 下痢、便秘がつづく
 便に血が混じる
 尿に血が混じる
 尿が近い、尿が出にくい
 からだがむくむ
 全身がだるい、疲れやすい
 口がかわく
 吐きけ、嘔吐がある
 食欲がない、食欲がありすぎる
 ふとりはじめた
 急にやせた
 肩がこる、腰が痛い
 手足の関節が痛い、しびれがある
 からだがかゆい
 乳房にしこりがある、乳首から異常分泌物が出る
 月経異常、おりもの、不正性器出血がある
 性欲がない、性交ができない
 気分がしずむ、気分の変動がはげしい
 物忘れがひどい
 ●こんな症状のときどの診療科にかかったらよいか
《3 病院で受ける検査》
 尿
 便
 血液
 たん
 眼圧・眼底
 脂質代謝
 糖代謝
 尿酸代謝
 甲状腺機能
 呼吸機能
 肝機能
 膵機能
 腎機能
 電解質
 脳波
 心電図
 内視鏡  
 超音波
 X線
 CT
 MRI
 妊娠期間中 
 新生児 
 アレルギー
 免疫
 エイズ
 がん
 遺伝子診断
《おもな検査の正常値(基準値)一覧》
《さくいん》

著者略歴

監:大久保 昭行
1934年、群馬県安中市生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部教授(専門は臨床検査医学)、財務省印刷局東京病院長を経て、現在、埼玉医科大学客員教授。日本臨床病理学会、日本臨床化学会、日本医科器械学会などの役員を歴任した。

〔主著〕
臨床検査ガイド(編著、文光堂)
プライム臨床検査・診断指針(編著、南江堂)
臨床検査(編著、中山書店)
肝障害の診断的アプローチ(編著、文光堂)

ISBN:9784062058322
出版社:講談社
判型:A4変
ページ数:182ページ
定価:4200円(本体)
発行年月日:1997年
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MB