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講談社学術文庫

老荘と仏教

著:森 三樹三郎

紙版

内容紹介

西域より移入以来、二千年の歴史をもつ中国仏教。中国人はこの外来思想をどのように受容したのか?老荘の「無」の思想を通じた、仏教の根本義「空」の理解に始まり、自力の道「禅」・他力の道「浄土」という二大中国的仏教の誕生へ。老荘思想を中心に中国の知の歴史をたどりつつ、インド・中国思想のダイナミックな交流を深く、また明晰に追究する。

目次

1
老荘思想――中国的世界観
老荘思想と仏・道二教
道教の発生と展開
2
中国知識人の仏教受容
中国思想における超越と内在
中国における空の思想
思想史における善導の地位
『無量寿経』三訳に見る「自然」
3
死の象徴としての阿弥陀仏

ISBN:9784061596139
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:1150円(本体)
発行年月日:2003年09月
発売日:2003年09月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QRAX