講談社現代新書
ゲーデルの哲学・不完全性定理と神の存在
著:高橋 昌一郎
紙版
内容紹介
不完性定理を証明した天才の全体像とは。人間の理性に限界があることを示したゲーデルは、後年、神の存在を論理的に証明してみせた。孤高の人が到達した哲学的境地とはどのようなものか、初めて明かす。(講談社現代新書)
不完性定理を証明した天才の全体像とは。人間の理性に限界があることを示したゲーデルは、後年、神の存在を論理的に証明してみせた。孤高の人が到達した哲学的境地とはどのようなものか、初めて明かす。
目次
●不完全性定理のイメージ
自己言及と自意識
●完全性定理と不完全性定理
ウィーン時代のゲーデル
●不完全性定理の哲学的帰結
ギブス講演
●ゲーデルの神の存在論
神の存在論的証明
●不完全性定理と理性の限界
人間機械論争