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ヒューマンケアブックス

専門家が親に教える 子どものネット・ゲーム依存問題解決ガイド

著:森山沙耶

紙版

内容紹介

子どもがスマホやゲームをやり過ぎて、学業成績や健康面が心配、依存症ではないかと心配という親のために、予防や回復のための関わり方を図解やイラスト・漫画でわかりやすく紹介します。「やめなさい」と口うるさく言ったり、機器を一方的に取り上げたりすることは、効果がありません。親子関係が悪化してしまう可能性も高いです。関係性をよくしながらネット・ゲームから離れられる改善策を見つけます。

●第1章 ネット・ゲームに依存するってどういうこと?
ネット・ゲーム依存とは
1日何時間続けていたら依存なの?
アルコール依存など他の依存症との違いは?
ネット・ゲーム依存になると脳は変化する?
子どもは依存症になりやすい?
発達障害とゲーム依存は関連している?

●第2章 ネットやゲームに依存しないためには?
ネット・ゲームの利用時間をほどほどにする
子どもがどのくらい使っているのかを知る
家庭での使用ルールを作るコツ
ルールを作っても守らないときはどうすればいい?
親子関係をよくするコミュニケーションのコツ

●第3章 ネット・ゲームをめぐる問題への対処
子どもの意識や性格が原因とされてしまう
子どもとネットやゲームのことでケンカばかり
夜遅くまでゲームをしたり、寝る前にスマホを見たりする
勉強中にスマホやゲームを触ってしまう
ゲーム中に暴言がひどく、怒りがおさまらない
親に隠れてゲームで高額課金をしていた!

●第4章 ネット・ゲーム依存が疑われるとき
様子を見ていればよくなることもある?
どこに相談すればいい?
回復にはネットやゲームをやめる必要がある?
回復できても再び使い過ぎることもある?

●第5章 家族や教師、支援者の役割・関わり
依存している子どもとどのように関わるか
親が自分のストレスに気づいて対処する
子どもとゲームの話をするときに気をつけることは?

著者略歴

著:森山沙耶
ネット・ゲーム依存症専門の予防・回復支援サービスMIRA-i(ミライ)所長。公認心理師、臨床心理士、社会福祉士。
2012年、東京学芸大学大学院教育学研究科修了。家庭裁判所調査官を経て、病院・福祉施設にて臨床心理士として勤務。2019年、株式会社KENZANにてMIRA-i(ミライ)を立ち上げる。ネット・ゲーム依存の大人から子どもまでの当事者、その家族に対するカウンセリングと、予防啓発のための講演、執筆活動を行う。「インターネットと健康的に付き合う」ことを目指して心理臨床と研究に励む。
2児の母。

ISBN:9784058020890
出版社:Gakken
判型:B5変
ページ数:112ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2023年07月
発売日:2023年07月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MJ