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Gakken 保育 Books

子どもと自然

あそびが学びとなる子ども主体の保育実践

編著:大豆生田啓友
著:出原大
著:小西貴士

紙版

内容紹介

子ども主体の保育×SDGs~これからの保育で大切なことが見えてくる

いま保育現場で注目される「子ども主体の保育」。「子どもと自然」では、子どもたちが主体的に自然にふれ、興味・関心を深めるあそびのアイディアをお届けします。単なるあそびのノウハウだけでなく、環境教育の視点を持って、持続可能な社会をつくっていくために、子どもたちにどんな体験が必要なのかについても考えます。

【Point1】春・夏・秋・冬・保育環境……150のあそびアイディアを紹介
子どもたちと自然のかかわりが豊かになるあそびのアイディア全150を掲載。春夏秋冬、それぞれの季節に楽しめるあそびがいっぱいです。また、野草園やパイオニア植物、ハーブガーデンなど、園庭に自然を呼び込む環境づくりも紹介しています。

【Point2】保育実践者・自然の専門家・研究者、3つの視点で
長年、保育現場で自然あそびを提案してきた出原大先生が、あそびアイディアを紹介。あそびにかかわる自然の知識やESDの視点を小西貴士先生が解説。子どもがあそびに主体的にかかわり、学びにつなげていくヒントを大豆生田啓友先生が提案。3つの視点で子どもと自然のかかわりを探求します。

【Point3】持続可能な社会をつくるための乳幼児教育を考えます
乳幼児期に大切なのは、単に「いのち」の大切さを大人が言葉で教えることではなく、子どもたち自身があそびを通して「いのち」への驚きや発見、親しみを感じること。そのためには、自然にかかわるあそびの中で、大人がどんな言葉をかけるのか、環境を作るのかが鍵になります。そのポイントも紹介しています。

目次

【序章】自然とのかかわり
今、なぜ、自然にかかわるあそびが重要なのか?/「自然」に親しむポイント
【第1章】春の自然
たんぽぽを観察してみよう!/たんぽぽの砂絵/花落とし/エニシダの色水/ナズナの鈴ならし/葉っぱの笛/木の幹の音を聞く/木の皮むき/ワタの栽培/ダンゴムシ・ミミズの飼育 ほか
【第2章】夏の自然
色水作り/光の透過を楽しんで/ムクゲ・フヨウのとろとろ色水/シロツメクサあそび/押し葉作り/葉っぱのたたき染め/クズであそぶ/ディピー作り/イネの栽培/夏の虫を呼び寄せよう ほか
【第3章】秋の自然
落ち葉でプール/窓辺に葉っぱを飾ってみよう/タラヨウのはがき/アカメガシワの葉っぱ/ドライリーフ・フラワーの砂絵/どんぐりのマラカス/こま/ボダイジュ・カエデのパラシュート/スズムシの飼育 ほか
【第4章】冬の自然
木の観察をしてみよう/松葉と実の飾り/冬芽を探そう!/木の枝迷路/染め木作り/ヒサカキの色水/ひっつきむしの的あて/あぶり出し/レモン汁の不思議/オレンジの火花 ほか
【第5章】保育環境
野草を生やすには/パイオニア植物/落ち葉を使って園庭を肥沃にしよう/ハーブガーデンを作ろう/園庭に植えたい木/園に野鳥を呼んでみよう/水辺を作る/あそびを広げる道具いろいろ ほか
【付録】植物図鑑
なるほど!植物豆知識/毒や危険のある植物/キノコの不思議

著者略歴

編著:大豆生田啓友
玉川大学教育学部乳幼児発達学科教授。乳幼児教育・保育学・子育て支援などを専門に、テレビや講演会のコメンテーターとしても活躍している。『「子ども主体の協同的な学び」が生まれる保育』『「語り合い」で保育が変わる』(ともに学研)ほか著書多数。
著:出原大
幼稚園・保育園の園長を歴任し、その後、松山東雲女子大学教授として保育者養成に携わる。2022年5月より、むぎの穂保育園園長。
著:小西貴士
森の案内人(インタープリター)であり写真家。持続可能な社会と保育を結ぶ学びの場「ぐうたら村」の共同代表。2000年より現在まで八ヶ岳南麓の森や渓谷を舞台にインタープリターとして環境教育やESDの実践を行うかたわら、写真や文章を発表している。

ISBN:9784058017449
出版社:学研教育みらい
判型:AB
ページ数:144ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2022年06月
発売日:2022年06月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNG