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おさかなちゃん

0さい~3さい脳そだて おさかなちゃんと あはは!

監:茂木健一郎
絵:ヒド・ファン・へネヒテン
企画・原案:古藤ゆず

紙版

内容紹介

黒い海に映えるあざやか色。“はじめて読むお話絵本”として定番大人気の「おさかなちゃん」から、こちょこちょ、まねっこ、数える、たどるなどの、脳を育てる遊び心いっぱいの絵本が登場。クスクスあはは!と笑いながら、0~3さいの好奇心や創造力を育てる1冊です。人間の脳は3さいまでに土台の80%が完成するといわれています。親子で遊びながら“はじめての脳そだて”はいかがでしょう? 脳科学者、茂木健一郎監修。
茂木氏が脳科学の見地から解説したリーフレットつき。ウラ面では、企画者の古藤ゆず氏が本書を使って「脳そだてあそび」を楽しむコツを具体的に教えます!


【脳科学者 茂木健一郎×おさかなちゃん⇒乳幼児の脳育!】
黒い海は可能性をはぐくむ宇宙… ベルギー発 人気絵本の世界で 脳すくすく!
脳科学の見地でみると、0さい~3さいは〝天才〟となる可能性や夢を広げられる、とっても大切な時期なのです。
本書には、おはなしの世界から生まれた、黒い美しい海を舞台に、おうちでちょこっとした時間にできる脳そだてあそびがいっぱい!

【脳科学者 茂木健一郎氏の言葉より】
本書の監修時にとびだした言葉をいくつか、ご紹介しましょう。

「こどもにとって、絵本のページには、百科事典ほどの発見と学びがつまっている」
・・・「おさかなちゃん」の絵本は、おとなの脳で見ると、一見シンプルで情報量が少ないように感じるかもしれない。だけど、海の仲間の体の模様の違いだって、文字や泡の形や色だって、こどもの脳には、ひとつひとつが不思議で、おもしろいものとして映るよ。

「笑ってリラックスしたとき、学びがはじまる」
・・・こわがったり泣いたり警戒モードのときは、学びどころではないはず。機嫌がいいときにしか働かない、脳の回路もあるんだ。

「笑うことで、記憶力をになう海馬の活性化にもつながる」
・・・人が笑うと、脳の中では扁桃体という感情をつかさどる器官や、記憶の中枢である海馬という器官が活発に働くよ。

「絵本の読み聞かせは、最強の学習」
・・・だからといって、読み方に正解はない。こどもにとって読み聞かせは、読み手の個性に出会うライブのようなもの。

「人間の脳に限界はない」
・・・笑顔で大好きな時間をすごす先に、こどもにもおとなにも、脳の成長がある。

茂木氏の言葉は、裏表紙や、解説リーフレットでご紹介しています。

目次

◆こどもの視線をひきつける、かわいい表紙
⇒ 内容の説明など、解説要素の多い外カバーは、おとな向け。こどもと読むときには、はずしましょう。そうすると、シンプルでかわいい表紙が登場します。

◆脳そだてメニュー
⇒ 見開きページごとに10のメニュー。お気に入りのページ、みつかるかな~?
順番にやってもいいし、気分に合わせてページを選んでもよし!

脳そだて01*くすぐる
脳そだて02*おおきい
脳そだて03*かぞえる
脳そだて04*ならぶ
脳そだて05*かくれんぼ
脳そだて06*まねっこ
脳そだて07*ぎゅうぎゅう
脳そだて08*なかま
脳そだて09*たどる
脳そだて10*あいさつ

◆海の仲間たちがあつまる裏表紙
⇒ 本をとじたあとも、大事な余韻。
中ページに登場したキャラクターたちが集合しています! みんなであはは!

◆解説リーフレット
⇒ オモテ面は、茂木健一郎氏が脳科学の見地から解説する「0さい~3さいの脳そだて」。育児のはげみとなる情報がいっぱい!
ウラ面は、企画者の古藤ゆず氏より、本書を使った「脳そだてあそび」を楽しむコツを解説! ページごとの使いかたや脳そだての効果などが、具体的にわかります!

著者略歴

監:茂木健一郎
茂木健一郎【監修】
脳科学者。1962年東京生まれ。東京大学理学部・法学部卒。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。
幼少期には、2つ下の妹と絵本でおうちを作って「おかしの家ごっこ」ができるほど、たくさんの絵本に囲まれた環境で育った。両親からは「けんちゃん」と呼ばれていて、当時「ケンちゃん」の登場するテレビドラマもお気に入りだったそう! 絵を描くのも好き。
また、表紙や解説リーフレット用の撮影の際には、「こどものためだと思うと、なんでもできちゃうな~!」といいながら、たくさんのおちゃめなポーズをとってくれた。
絵:ヒド・ファン・へネヒテン
ヒド・ファン・へネヒテン【絵】
1957年、ベルギー生まれ。モルの美術学校で、絵、グラフィックアート、写真を学ぶ。1998年に絵本『Rikki』で「ハッセルト市国際イラストレーター賞」を受賞。さらに最高の児童図書の挿絵画家に贈られる「最優秀児童図書リーダーズ・ダイジェスト賞」や、オランダで「今年の絵本」に選ばれた。
著書に、『おむつのなか、みせてみせて!』『だ~れだ?』(パイ インターナショナル)など。多数のベストセラー作品は、世界40か国以上で翻訳出版されており、ベルギーではもちろん、世界中で愛されている。
来日したこともあり、日本発案の本書に賛同し、応援してくれている。
『おさかなちゃん』シリーズの原作である『Klein wit visje』シリーズは25言語以上に翻訳されている。その中でも、登場キャラの顔や色の変更、文や構成のアレンジなどをプラスした日本語版は、売上部数ダントツトップを誇っている。
企画・原案:古藤ゆず
古藤ゆず【企画・構成・文】
佐賀県生まれ。出版社で編集の仕事を経て独立。乳幼児向けの本の企画、執筆を手がける。65万部超の『おさかなちゃん』シリーズ、大人気『うさぎちゃんのねるまええほん』シリーズ(Gakken)で翻案を担当。『おさかなちゃん』シリーズの「改訳新版」では、原作の絵や文の魅力や読者ママパパの声を改めて研究し「旧版」とはひと味ちがう表現をつむぎだしている。
本書は『おさかなちゃん』の題材や世界観を大事にしながら、子だけでなく親までも脳育の可能性を探った、日本オリジナルの企画。

ISBN:9784052057557
出版社:Gakken
判型:B5変
ページ数:20ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年11月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA