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シリーズ 地域の古代日本 東アジアと日本

編:吉村 武彦
編:川尻 秋生
編:松木 武彦

紙版

内容紹介

中国の東辺に位置した倭国・日本は、大陸・半島の政治や思想・文化の影響を強く受けながら、漢字文化圏のなかで国づくりを実施した。シリーズの総論として本巻では、古墳造り、都城の建設、仏教の伝来、日本語表記など、古代の基本的テーマを選び、最新の研究を収録する。現在の文化・宗教事情にも影響する日本史の「青春時代」の足跡である。また今日の課題とも関わる、災害とジェンダーの2つのテーマを歴史的に解き明かす。

◆シリーズ地域の古代日本 刊行予定(全6巻)◆
東アジアと日本
陸奥と渡島
東国と信越
畿内と近国
出雲・吉備・伊予
筑紫と南島

目次

1章 東アジアにおける倭国・日本 吉村武彦
2章 東アジアの古墳と墳丘のかたち 松木武彦
3章 中国・朝鮮・日本の古代都城 舘野和己
4章 仏教の東漸と寺院 川尻秋生
5章 漢字文化の東アジア的展開と列島世界 三上喜孝
6章 古代の災害 今津勝紀
7章 ジェンダー 遠藤みどり
ESSAY 歴史研究と歴史小説 澤田瞳子

もっと知りたい人のための参考文献
東アジアの古代史関係施設
キーワード解説
関連地図
東アジア 古代史年表

著者略歴

編:吉村 武彦
1945年生。明治大学名誉教授。日本古代史。『日本古代の社会と国家』(岩波書店)、『日本古代の政事と社会』(塙書房)、『大化改新を考える』(岩波新書)、『新版 古代天皇の誕生』(角川ソフィア文庫)など。
編:川尻 秋生
1961年生。早稲田大学文学学術院教授。日本古代史。『古代東国史の基礎的研究』(塙書房)、『日本古代の格と資財帳』(吉川弘文館)、『平安京遷都』(岩波新書)、『坂東の成立』(吉川弘文館)など。
編:松木 武彦
1961年生。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。日本考古学。『古墳とはなにか―認知考古学からみる古代』(角川選書)、『人はなぜ戦うのか―考古学からみた戦争』(中公文庫)、『全集日本の歴史 1 列島創世記』(小学館)、『美の考古学』(新潮選書)など。

ISBN:9784047036963
出版社:KADOKAWA
判型:4-6変
ページ数:270ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2022年02月
発売日:2022年02月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ