出版書誌データベース

新釈の現代語訳で“能を読み”、先鋭な論考で“能を解き”、演者から“能を聞く”。第２巻では、能の大成者・世阿弥の作品３６曲を収録。「鬼」「狂い」「恋」などを鍵として世阿弥の複式夢幻能の世界を読み解く。

監：梅原　猛
１９２５年生。哲学者。初代、国際日本文化研究センター所長。「梅原日本学」を確立後、能を研究。能関係著書に『うつぼ舟』１～４などがある。

監：観世　清和
１９５９年生。二十六世観世宗家。重要無形文化財総合指定保持者。能の普及に尽力し、現代の能楽界を牽引する。