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火あぶりにされたサンタクロース

著:クロード・レヴィ=ストロース
著:中沢 新一

紙版

内容紹介

戦後フランスで巻き起こったサンタクロース論争を起点に、現代社会における大人と子ども、死者と生者、そして人類にとっての贈与の意味に切り込んでいく。日仏の人類学者が競演するクリスマス論の名著、新装版。

著者略歴

著:クロード・レヴィ=ストロース
1908年生まれ。フランスの人類学者。構造言語学の概念や方法を人類学に取り入れることによって親族関係や神話を解明。その手法は広く人文社会科学に影響を与え、構造主義の時代を切りひらいた。著書に『悲しき熱帯』『野生の思考』などがある。2009年、没。
著:中沢 新一
1950年生。明治大学野生の科学研究所所長。東京大学大学院人文科学研究科博士過程満期退学。思想家、人類学者。『アースダイバー』『大阪アースダイバー』『野生の科学』(全て講談社)、『僕の叔父さん 網野善彦』『日本の大転換』(共に集英社新書)、『古代から来た未来人 折口信夫』(ちくまプリマー新書)、『チベットのモーツァルト』『森のバロック』(共に講談社学術文庫)、『三万年の死の教え』(角川ソフィア文庫)など著書多数。近著に『吉本隆明の経済学』(筑摩選書)、『日本文学の大地』(KADOKAWA)がある。

ISBN:9784044002206
出版社:KADOKAWA
判型:4-6
ページ数:124ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2016年11月
発売日:2016年11月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC