俳句の海に潜る
著:中沢 新一
著:小澤 實
紙版
内容紹介
俳句は自然認識の最前線であり、古代と前衛のふたつの回路から世界の本質に迫ろうとしている――。深川・甲州・諏訪を漂い、縄文の古層へ。詩とアニミズムの新たな地平が浮かび上がる、人類学者と俳人の異色対談!
目次
はじめに (中沢新一)
第一章 自然認識としての俳句
第二章 陸から海へ ── 深川にて
俳句と仏教 (中沢新一)
第三章 定住と漂泊 ―― 甲州にて
俳句のアニミズム (中沢新一)
第四章 アヴァンギャルドと神話 ―― 諏訪にて
中沢さんと話しながら、俳句について考えたこと (小澤實)