角川文庫
銀閣の人
著:門井 慶喜
紙版
内容紹介
応仁の乱は、京の街を焼け跡にしようとしていた。
室町幕府八代将軍・足利義政は、京の秩序を守る責務から目をそらし、自らの美意識の顕現に挑んだ。
孤独な将軍は、何に苦悩し、何を実現しようとしたのか。
日本建築の源流となった“銀閣寺”建立の秘密に迫った歴史巨編。
目次
第一章 文化で勝つ
第二章 金 閣
第三章 着 工
第四章 住み慣らし
第五章 雁のうらみ
第六章 血の海
第七章 東求堂
第八章 同仁斎
第九章 銀閣の人
解説 本郷和人