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角川文庫

白雲去来 金椛国春秋外伝 12

著:篠原 悠希

紙版

内容紹介

朔露軍との戦いから約二年半――。
忙しくも平和な日々を過ごしていた遊圭(ゆうけい)は、ある日、皇帝で義理の叔父でもある陽元(ようげん)から呼び出される。
戦功に対する報賞を一向に受け取ろうとしない玄月(げんげつ)の意向を確かめてくるよう命じられ、遊圭は気が重いながらも義兄となった玄月の家を訪ねることに。
そこで待っていたのは意外すぎるひととき、そして玄月の真意とは……?
その他に西域出身の金椛国将軍ルーシャンの少年時代を描いた表題作、祖国からの使節を迎える橘真人(きつまひと)に降りかかる災難と過去の懺悔を描く全3編!

金椛国の将来を担う男子たちの胸の内にあるものとは――?
じんわりと心にしみわたる、珠玉の後日譚集!

目次

第一話 白雲去来
第二話 東瀛国からの使節
第三話 皇帝の憂鬱

著者略歴

著:篠原 悠希
1966年島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。著作に「座敷わらしとシェアハウス」「金椛国春秋」「親王殿下のパティシエール」シリーズ、『狩猟家族』『蒼天の王土』『マッサゲタイの戦女王』『霊獣記 獲麟の書(上・下)』がある。

ISBN:9784041127308
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:208ページ
定価:620円(本体)
発行年月日:2022年08月
発売日:2022年08月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ