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角川文庫

火の鳥10 太陽編(上) 10

一般文庫版

著:手塚 治虫

紙版

内容紹介

狼の皮をかぶせられた少年
「光」と「影」に別れた未来都市

【太陽編】(上)
百済国王の一族であるハリマは、唐との戦いに敗れ、顔の皮膚を剥がされ狼の顔を被せられて野に放たれる。
医者であるオババに助けられ、命からがらたどりついた倭国で狗族(くぞく)と出会う。
彼らは産土神として長く人間を守護してきたが、渡来した仏教による迫害が始まっていた。
時々見る悪夢が気にかかっているハリマ。
夢で自分は地下組織の殺し屋の少年で……。

白村江(はくすきのえ)の戦いから幕を開ける、手塚が最後に著した『火の鳥』である「太陽編」上巻。解題充実の新装版。


解説 関川夏央
新装版豪華企画:描き下ろしトリビュート・コミック 岡野玲子

著者略歴

著:手塚 治虫
昭和3年(1928年)11月3日生まれ。平成元年(1989年)2月9日没。勲三等瑞宝章叙勲。漫画の神様と呼ばれ、現代の漫画文化を築き上げた人物。代表作に『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック(1975年第4回に本漫画家協会賞特別優秀賞)』、『陽だまりの樹(1983年第29回小学館漫画賞)』、『アドルフに告ぐ(第10回講談社漫画賞一般部門)』など多数。

ISBN:9784041066393
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:288ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2018年10月
発売日:2018年10月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA