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角川新書

学び合う教室 金森学級と日本の世界教育遺産

著:金森 俊朗
著:辻 直人

紙版

内容紹介

オランダはじめ、教育先進国でも絶賛!!
約50年間「生きる力」を育て続けた名教師が、
その教育法を集大成!!
すべての大人に捧げる。

世界に通じる「本物の教育」は、日本の非主流にあった!
オランダはじめ、教育先進国で絶賛された金森学級。そこでは子どもたちが「学ぶ力」だけでなく仲間と学び合う、競争社会を超える「生きる力」を身につけていた。
金森実践の根幹には、“非主流”とされてきた生活綴方教育・生活教育があった。『窓ぎわのトットちゃん』に登場するトモエ学園はじめ、実は連綿と受け継がれてきた教育である。
誇るべき日本の世界教育遺産が、いまこそ求められている。

まちがいだらけの教育論から子どもを取り戻す!
■人間はふたつの現実をもっている
■圧力を包み込め!
■社会構造を変えるのは大変だが、生き方に影響は与えられる
■どの子もみな「生活の論理」を持っている
■Educationという言葉は「引き出す」という意味だ

<目次>
まえがき
第一章 子どもたちはガキ時代を奪われた
    ――まちがいだらけの教育論
第二章 子どもたちは大人の思想をこえる
       ――金森学級の実践
第三章 金森実践はオランダで受け入れられた
      ――本当の「教育の主流」
第四章 生活綴方・生活教育が金森実践をつくった
      ――金森学級の源泉
第五章 日本には世界教育遺産がある
       ――教育遺産の力
第六章 子どもと世界を読み解く
      ――共育・響育・協育
あとがき
主要参考文献

目次

まえがき
第一章 子どもたちはガキ時代を奪われた
       ――まちがいだらけの教育論
第二章 子どもたちは大人の思想をこえる
       ――金森学級の実践
第三章 金森実践はオランダで受け容れられた
      ――本当の「教育の主流」
第四章 生活綴方・生活教育が金森実践をつくった
      ――日本の教育遺産
第五章 日本には世界教育遺産がある
       ――教育遺産の力
第六章 子どもと世界を読み解く
      ――共育・響育・協育
あとがき

著者略歴

著:金森 俊朗
1946年石川県能登生まれ。金沢大学教育学部卒業後、小学校勤務38年間を経て、北陸学院大学教授。現在はいしかわ県民教育文化センター理事長、日本生活教育連盟全国委員。「仲間とつながりハッピーになる」という教育思想をかかげ、人と自然に直に触れ合うさまざまな実践を試みる。80年代より本格的にいのちの教育に取り組み、日本で初めて小学生へのデス・エデュケーションを実施し、大きな注目を集める。その教育思想と実践は、医療・福祉関係者からも「情操教育の最高峰」と高い評価を受けている。
著:辻 直人
1970年東京都生まれ、北陸学院大学教授。慶應義塾大学経済学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。専門は教育史、教育学。主著は『近代日本海外留学の目的変容 文部省留学生の派遣実態について』(単著、東信堂)、『キリスト教学校教育同盟百年史』(共編著、教文館)。

ISBN:9784040821351
出版社:KADOKAWA
判型:新書
ページ数:272ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2017年04月
発売日:2017年04月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA