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オズの魔法使い

原案:ライマン・フランク・ボーム
著:岸田衿子
絵:堀内誠一

紙版

内容紹介

たつまきにあったドロシーは、子犬のトトといっしょに、家ごと、空にまきあげられてしまいました。
家がおちたのは、魔法使いや魔女たちのいるオズの国。わらでできたかかしに、ブリキのきこり、それに弱虫なライオンと友だちになったドロシーは、オズ大王に会って、カンザスに帰してもらうため、みんなで、エメラルドの都をめざします。
岸田衿子のはずむような文章と堀内誠一のカラフルなイラストで、ファンタジーの古典をあざやかに絵本化した愛蔵版。

著者略歴

原案:ライマン・フランク・ボーム
ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。
著:岸田衿子
岸田衿子(きしだ・えりこ)
1929年、東京に生まれる。東京藝術大学油絵科卒業。詩人・童話作家。海外でも高い評価を受けた『かばくん』や産経児童出版文化賞大賞を受賞した『かえってきたきつね』のほか、『ジオジオのかんむり』『スガンさんのやぎ』など、親友の画家、中谷千代子と多くの共作絵本がある。堀内誠一との絵本には『かにこちゃん』『どうぶつしんぶん』『いかだはぴしゃぴしゃ』など。おもな絵本に『なにをたべてきたの?』『きょうのおべんとうなんだろな』『せっけんつけてぶくぶくぷわー』、翻訳絵本に『はろるどとむらさきのくれよん』『どろんここぶた』、詩集に『ソナチネの木』などがある。2011年逝去。
絵:堀内誠一
堀内誠一(ほりうち・せいいち)
1932年、東京に生まれる。デザイナー、アートディレクター、絵本作家。雑誌作りにおけるエディトリアルデザインの分野で先駆的な活躍をするとともに、絵本作家として数多くの作品を手がけた。絵本に『たろうのおでかけ』『ぐるんぱのようちえん』『おやゆびちーちゃん』『こすずめのぼうけん』『ほね』『くるみわりにんぎょう』、挿画作品に『おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ』『マザー・グースのうた』『秘密の花園』、それ以外の著作に『パリからの旅』『絵本の世界・110人のイラストレーター』『音楽の肖像』『ここに住みたい』などがある。1987年逝去。

ISBN:9784034253809
出版社:偕成社
判型:A4変
ページ数:76ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA