朝日文庫
アムンセンとスコット
著:本多勝一
紙版
内容紹介
人類未踏の地が極点一帯を残すのみとなった20世紀初頭。南極点到達に向けて、ノルウェーのアムンセン隊とイギリスのスコット隊が出発した。敗れた側が帰途に全員遭難死するという悲劇的結末を迎えた史上最大のレースは、なぜそうなったのか。勝った側と負けた側を同時進行的に追う。(解説は山口周氏)【目次】はじめに1宿命の対決2極地とは3二人の生い立ち4南極大陸へ5前哨戦6「その前夜」の越冬7南極点への旅立ち8山岳地帯を越えて9アムンセンの勝利10スコットの敗北11アムンセン隊の大団円12スコット隊の悲劇13二度目の春14アムンセンの遭難