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上野千鶴子がもっと文学を社会学する

著:上野千鶴子

紙版

内容紹介

著者の生き延びるための読み解き術にかかると、何より面白く痛快で、世の中のカラクリがわかる。凡百のグルメ本を超えた最強のフェミ本、春画研究での江戸のセクシュアリテイ、林真理子や川上未映子の小説から「介護」と「出産」、男のフェミニズムなどを題材に、読んで役立つ分析力に唸る快著。〇目次より(一部)1 家族はどこからどこへ……食を切り口にした鮮やかな戦後女性史/どぶろくと女への二千年の愛と怒り2 女はどう生きるのか……女ひとり寿司は最後の秘境/喪失のあとに おひとりさまになってから3 男はどう生きるのか……なぜ魔女のキキは一三歳なのか?/モテたい男のカン違い4 文学と社会学のあいだ……東アジア儒教圏の負け犬たち/母性賛美の罠 父の不在と母の過剰5 色と恋……春画はひとりで観るもんじゃない/夜這いを実践した民俗学者6 老いと介護……老い方に「技法」はあるか/「息子介護」に学ぶ もうひとつの男性学7 思いを受け継ぐ……てっちゃんはNPOの先駆者だった/京おんなは稀代のネットワーカー

ISBN:9784022518781
出版社:朝日新聞出版
判型:4-6
ページ数:296ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2023年01月
発売日:2023年01月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ