はじめに
序 社会人教授がみた大学生
カラに守られて育つ
学校は生きづらいところ?
自分の軸を鍛える
社会人教授とは何か
学校と会社は別物
大きな船に乗る
間違えたと思ったら引き返せばいい
1 同調圧力がカラを作る
カラを破ると気分爽快!
本当は別の学部に行きたかった
バスや電車で席を譲れない
他人の見方が取り付く
何も変化が起きない
ひとりでは破れないカラ
「日本に生まれなくて良かった」
【コラム】1 「助けてください」が言える人に
2 幸福になる義務
卵を割らなければ、オムレツは食べられない
「カラを破る」制度
バラの育て方、桜の育て方
「あなた」を生きるのはあなただけ
幸福になる義務
【コラム】2 親鳥とひな鳥の共同作業
3 大学生に無関心な社会
小学生より少ない大学生の勉強時間
楽勝科目のスタンプラリー
大学生の「高校生化」/300人の大教室
誰も若者の成長に関心を持っていない?
「自分の成長」を考えなかった大人
消費社会のZ世代
【コラム】3 留学とコスパ
4 大人?それとも子ども?
脳の発達のタイムリミットは20代?
「大人扱い」と「子ども扱い」
人生はまだ始まっていない?
【コラム】4 遊ぶために生まれてきた?
5 「通過儀礼」を前に
「先生、それ試験に出ますか」
「答えのない質問」に立ち尽くす
「はやぶさ2」と「坊っちゃん」
ペットフードを食べる
先生の顔色を見る
大人を見て育つ
「(企業)面接があるので、欠席します」
やっとスイッチが入る
【コラム】5 「重力を笑いとばせ」
6 「自分」と出会う
もう一人の自分に出会う
内づらと外づら
他から見えない本当の「あなた」
私という他人
抑圧したものといずれ出会う
無意識との対話
自分の気持ちがわからない
ハートにふたをする?
自分の「影法師」を知る
いつのまにか「他人の軸」が入り込む
【コラム】6 「昨日までの私」を知っている人
7 「社会」と出会う
学校というカラを破って社会人に
家族のような日本企業
個人戦の学校、団体戦の会社
社交性も必要
ピアノ調律師とマンホール
失敗しながら前に進む
「そのやかん、熱い」を教える
【コラム】7 勇気一つを友にして
8 学校が会社人間を作る?
「仕事=快」が起きる時
会社員、会社人間、企業戦士、社畜
学校の価値観が「会社人間」を作る?
大きな船のx行き先は?
【コラム】8 知っておきたい「バカズ理論」
9 本気でカラを破る
大学生になったとたん、英語の勉強をやめる
「教室以外で英語を使う人を見たことがない」
お手本は鈴木亮平さん
生きたモデルが人を動かす
マンガを知らない人はマンガ家にはならない
「この道ひとすじ」は危険?
【コラム】9 女子はピンク、男子はブルー。なぜ?
10 一人の時間を大切に
人生、自分流。ちょっとドライに
いつものメンバーから離れてみる
日本人の「協調性」は本物か
やめませんか、「みんなが行くから自分も」
映画館に一人で行ってみる
グーグル検索の罠
従業員を大切にする会社
学生が知らない優良企業
急変する社会の中で
羞恥心、嫉妬心、復讐心
「寂しい」と嘆いているヒマはありません
おわりに