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岩波新書 新赤版1398

現代日本の政党デモクラシー

著:中北 浩爾

紙版

目次

はじめに

序 章 競争デモクラシーとは何か
 1 二つの競争デモクラシー
 2 参加から競争へ

第1章 小選挙区制導入への道
 1 小選挙区制とエリート競争型デモクラシー
 2 穏健な多党制という選択肢
 3 細川内閣と選挙制度改革の実現

第2章 マニフェスト選挙の始まり
 1 自民党の政権復帰と政治改革
 2 民主党の結成と変容
 3 市場競争型デモクラシーへ

第3章 政党政治の構造的変容
 1 二大政党化の進展と二院制
 2 無党派層の増大と政党組織の変化
 3 選挙プロフェッショナル政党へ

第4章 市場競争型デモクラシーの隘路
 1 小泉改革とは何だったのか
 2 ポスト小泉と「ねじれ国会」
 3 民主党政権の成立と挫折

終 章 岐路に立つ日本の政党政治
 1 政党なきエリート競争型デモクラシー
 2 競争から参加へ

参考文献
あとがき
国会議員選挙の結果
年 表

著者略歴

著:中北 浩爾
中北浩爾 (なかきたこうじ)
1968年三重県生まれ
1995年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中途退学
   立教大学法学部教授などを経て
現在─一橋大学大学院社会学研究科教授
専攻─日本政治外交史,現代日本政治論
著書─『経済復興と戦後政治』(東京大学出版会,1998年)
   『一九五五年体制の成立』(同,2002年)
   『日本労働政治の国際関係史』(岩波書店,2008年)ほか

ISBN:9784004313984
出版社:岩波書店
判型:新書
ページ数:256ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2012年12月
発売日:2012年12月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:NH