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岩波新書 新赤版1378

テレビの日本語

著:加藤 昌男

紙版

目次

はじめに

序 章 テレビが息をのんだ「3・11」

第1章 テレビのことばはこう作られる
 1 不特定多数に伝わる「音のことば」
 2 新人アナウンサーに必要な日本語力
 3 ニュース原稿ができるまで
 4 ことばの“品質”はだれが保つのか

第2章 時代を映すテレビのことば
 1 テレビはどこまで饒舌に
 2 技術革新と軽量路線がことばを変えた
 3 テレビにみる“日本語の乱れ”
 4 日本語の音声はただいま変身中?
 5 大事件を他人事と感じさせることば

第3章 ニュース文体はこう変わってきた
 1 それは「耳のコトバ」から始まった
 2 「読む」ニュースから「話す」ニュースへ
 3 キャスターニュースが主流に
 4 “見せる演出”が文体を変えた

第4章 災害報道のことば
 1 「東日本大震災」はこう伝えられた
 2 原発事故報道を点検する
 3 「阪神・淡路大震災」以来の教訓
 4 災害列島・被災者が語ったことば

第5章 報道現場でのことばの選択
 1 “理”のないリポーターは単なる運搬係
 2 ビデオ編集のうらおもて
 3 選挙報道の舞台裏
 4 取材ドキュメント「昭和が終わった日」

終 章 デジタル時代のことばの行方
 1 情報機器が日本語を変える?
 2 テレビは日本語の規範たりうるか

あとがき
参考文献・参考番組
年 表

ISBN:9784004313786
出版社:岩波書店
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2012年07月
発売日:2012年07月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTC