岩波文庫 黄15-18
源氏物語 蜻蛉-夢浮橋 索引 (九)
他著:柳井 滋
他著:室伏 信助
他著:大朝 雄二
紙版
内容紹介
雨の夜に突如、姿を消した浮舟。入水かとの報を聞き、薫と匂宮はそれぞれに悲しみに暮れる。だが浮舟は、横川僧都の一行に救われていた。自らの素性をひた隠しにしつつ、ひたすら出家を願い、ついに髪を下ろす浮舟。そこに、噂を聞いた薫からの文が届く——。蜻蛉から夢浮橋まで、全五十四帖完結。年立や索引も収録する。
目次
凡 例
蜻蛉(かげろふ)
手習(てならひ)
夢浮橋(ゆめのうきはし)
解 説
『源氏物語』生成の過程………藤井貞和
年 立
作中和歌一覧
作中和歌初句索引
作中人物索引