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岩波文庫 赤471-3

独裁者の学校

著:エーリヒ・ケストナー
訳:酒寄 進一

紙版

内容紹介

「ところで俺は、替え玉何号なんでしょうか?」 暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、思わぬ政変が起きる。果たしてその行方は…。ナチ時代を生き抜いたケストナーが痛烈な皮肉で独裁体制のメカニズムを暴く。反骨の作家、渾身の戯曲。

目次

 まえがき
 登場人物

第一場

第二場

第三場

第四場

第五場

第六場

第七場

第八場

第九場

 解 説

著者略歴

著:エーリヒ・ケストナー
エーリヒ・ケストナー
Erich Kastner, 1899-1974. ドイツの児童文学作家、小説家、劇作家。代表作に『エーミールと探偵たち』『ぼくが子どもだったころ』『終戦日記一九四五』(いずれも岩波書店)など。
訳:酒寄 進一
酒寄 進一(サカヨリ シンイチ)
1958年生。翻訳家。和光大学教授。訳書にクラウス・コルドン「ベルリン3部作」(岩波書店)、シーラッハ『神』(東京創元社)、ヘッセ『デーミアン』(光文社古典新訳文庫)などがある。

ISBN:9784003247136
出版社:岩波書店
ページ数:198ページ
定価:650円(本体)
発行年月日:2024年02月
発売日:2024年02月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DD