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岩波文庫 緑90-8

晩年

著:太宰 治

紙版

内容紹介

「私はこの本一冊を創るためにのみ生まれた」――〈太宰治〉という作家の誕生を告げる小説集であると同時に、その最高傑作とも言われる『晩年』。まるで散文詩のような冒頭の「葉」、〈自意識過剰の饒舌体〉の嚆矢たる「道化の華」他、日本近代文学の一つの到達点を、丁寧な注と共に深く読み、味わう。(注・解説=安藤宏)

目次

晩 年

 葉

 思い出

 魚服記

 列 車

 地球図

 猿ヶ島

 雀 こ

 道化の華

 猿面冠者

 逆 行

 彼は昔の彼ならず

 ロマネスク

 玩 具

 陰 火

 めくら草紙

  注(安藤 宏)
  解説(安藤 宏)

著者略歴

著:太宰 治
太宰 治
明治42(1909)―昭和23(1948)年。青森県北津軽郡金木村生まれ。旧制中学時代から習作を始め、昭和11年、第一創作集『晩年』を刊行。以後、『富嶽百景』『走れメロス』『津軽』『ヴィヨンの妻』等作品多数。

ISBN:9784003109083
出版社:岩波書店
判型:文庫
ページ数:446ページ
定価:1030円(本体)
発行年月日:2024年06月
発売日:2024年06月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ