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著：井上 ひさし
井上ひさし(いのうえ・ひさし)
1934年11月，山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生まれる．上智大学外国語学部フランス語学科卒業．放送作家などを経て，作家・劇作家に．72年，『手鎖心中』で直木賞受賞．小説，戯曲，エッセイなど幅広い作品を発表する傍ら，「九条の会」呼びかけ人，日本ペンクラブ会長，仙台文学館館長なども務めた．2010年4月，肺がんで死去．
著書は多数．近刊に『組曲虐殺』(集英社)，『一週間』(新潮社)，『東慶寺花だより』(文藝春秋)，『井上ひさし全芝居』全7巻(新潮社)，『この人から受け継ぐもの』(岩波書店)，『日本語教室』(新潮新書)，『グロウブ号の冒険』(岩波書店)，『黄金の騎士団』(講談社)，『ふかいことをおもしろく』(PHP研究所)など．