出版書誌データベース

姉クリスタルに続き、バレエ学校〈クィーンズ・チェイス〉に入学したドゥーン。夢に見たバレエの園で、さっそく王立バレエ団の子役に抜擢される。悔しさを隠せないクリスタルは、ドゥーンの活躍を阻止しようとするが……。自身もバレエ学校をひらいていたゴッデンの代表作を、新訳で。『ナイチンゲールが歌ってる』姉妹編。

　登場人物紹介

木曜生まれの子どもたち
　第Ⅱ部
　結び

　バレエ用語集

　訳者あとがき

訳：脇 明子
脇 明子(わき・あきこ)
香川県生まれ。児童文学者、翻訳家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。ノートルダム清心女子大学名誉教授。「岡山子どもの本の会」代表。訳書にマクドナルド『金の鍵』『かるいお姫さま』、ディケンズ『クリスマス・キャロル』、バーネット『小公子』『小公女』『秘密の花園』、『センダックの絵本論』『かじ屋と妖精たち』など多数。著書に『読む力は生きる力』『読む力が未来をひらく』などがある。

絵：網中 いづる
網中いづる(あみなか・いづる)
イラストレーター、画家。1999年にペーター賞、2003年にTIS公募プロ部門大賞、07年に講談社出版文化賞さしえ賞を受賞。絵本に『恋するお三輪』(中村壱太郎文)、装画や挿絵を手がけた作品に「完訳クラシック 赤毛のアン」シリーズ(掛川恭子訳)、たかどのほうこ『コロキパラン 春を待つ公園で』、岩瀬成子『ジャングルジム』、朽木祥『かげふみ』など多数。