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日本の作家 名表現辞典

著:中村 明

紙版

著者略歴

著:中村 明
中村 明(なかむら・あきら)
1935年9月9日山形県鶴岡市生まれ.国立国語研究所室長・成蹊大学教授を経て早稲田大学名誉教授.
主著に,『日本語レトリックの体系』『日本語の文体』『日本語 語感の辞典』(岩波書店),『名文』(筑摩書房),『小津の魔法つかい』『文体論の展開』(明治書院)など.『三省堂類語新辞典』編集主幹.高校国語教科書(明治書院)統括委員.雑誌企画で作家を訪問し,武者小路実篤も井伏鱒二も小林秀雄も大岡昇平も吉行淳之介も肉声や語りが文章とそっくりなのに驚いた.文章に映る人影としての文体を追って半世紀.読み手の心を揺り動かす文学作品の言葉のふるまいを解明しようと試みて98作家212作品に及んだ6年連続講義のエッセンスを名表現の辞典として書き下ろした.文学と語学の架け橋とされる文体論を専攻する身として,先の『日本語 語感の辞典』が語学面の集大成だとするなら,本書は文学面の集大成ということになるのか知らん.これからの落穂拾いも悪くない.

ISBN:9784000803175
出版社:岩波書店
判型:4-6
ページ数:592ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2014年11月
発売日:2014年11月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CFG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:GBCD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:2GJ