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但馬日記 演劇は町を変えたか

著:平田 オリザ

紙版

内容紹介

生まれ育った東京を離れ、家族で兵庫県北の小さな町に移り住んだ理由は「転勤」!演劇と観光の学べる専門職大学の開学、国際演劇祭の開催…。新たな共同体をつくる試みは、コロナ禍や市長選の対立構造に翻弄されていく。芸術や文化による地域の再生は可能か?町に新しい風は吹いたのか?濃密に語られる三年半の記録!

目次

 まえがき

第1章 移住まで――コウノトリの郷へ

第2章 見えない敵と戦う――コロナ禍のはじまり

第3章 幕が上がる――豊岡演劇祭開幕

第4章 大学を開く――芸術文化観光専門職大学創設

第5章 演劇の町なんかいらない――豊岡市長選挙

第6章 挑戦は続く――明けない夜はない

終章 希望の風――この一年

著者略歴

著:平田 オリザ
平田オリザ(ヒラタ オリザ)
劇作家,演出家,芸術文化観光専門職大学学長.劇団「青年団」主宰.江原河畔劇場・こまばアゴラ劇場芸術総監督.1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞.2002年日韓国民交流記念事業『その河をこえて,五月』で第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞.ほか受賞多数.2011年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエを受勲.主著に『芸術立国論』(集英社),『わかりあえないことから』(講談社),『演劇のことば』『新しい広場をつくる』(いずれも岩波書店)など.小説に『幕が上がる』(講談社,2015 年映画化).

ISBN:9784000616089
出版社:岩波書店
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2023年09月
発売日:2023年09月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB