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希望の鎮魂歌(レクイエム)

ホロコースト第二世代が訪れた広島、長崎、福島

著:エヴァ・ホフマン
訳:早川 敦子

紙版

内容紹介

ホロコースト第二世代の作家の日本滞在記。被爆者や被爆二世との交流、詩人若松丈太郎との共作、作曲家大島ミチルとの対談、講演録。

著者略歴

著:エヴァ・ホフマン
エヴァ・ホフマン(Eva Hoffman)
1945年,ユダヤ人の両親のもとにポーランドのクラクフに生まれる.13歳で家族とともにカナダに移住し,その後アメリカのハーバード大学大学院でPh.D.(文学)を取得.『ニューヨーク・タイムズ』の編集者として活躍後,作家生活に入る.現在はイギリス在住.著書:『記憶を和解のために──第二世代に託されたホロコーストの遺産』(早川敦子訳,みすず書房),『アメリカに生きる私──二つの言語,二つの文化の間で』(木村博江訳,新宿書房)ほか,小説やエッセーなど多数.
訳:早川 敦子
早川敦子(はやかわ あつこ)
1960年生まれ.津田塾大学大学院文学研究科博士課程終了.現在,津田塾大学学芸学部英文学科教授.訳書:ホフマン『記憶を和解のために』,ファージョン『想い出のエドワード・トマス──最後の4年間』(白水社),ミルン『こどもの情景』(パピルス),ほか.著書:『世界文学を継ぐ者たち──翻訳家の窓辺から』(集英社新書),『翻訳論とは何か──翻訳が拓く新たな世紀』(彩流社)ほか.

ISBN:9784000611893
出版社:岩波書店
判型:A5
ページ数:184ページ
定価:3700円(本体)
発行年月日:2017年03月
発売日:2017年03月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DND