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シリーズ古代史をひらく

文字とことば

著:吉村 武彦
著:吉川 真司
著:川尻 秋生

紙版

内容紹介

漢字はいつどのように日本列島に伝わり、社会に広がったのか、ひらがなやカタカナはどのように誕生したのか。木簡など出土文字資料や金石文の研究が日本のみならず韓国や中国でも盛んになってきたことにより、文字とことばの関係をめぐる研究は新たな展開をみせつつある。歴史学・日本語学など幅広い視点からわかりやすく解き明かす、文字文化研究の最前線。

目次

刊行にあたって

〈文字とことば〉への招待……………川尻秋生
文字の定着と古代の社会……………鐘江宏之
新たな文字文化の始まり……………川尻秋生
日本のことばと漢字との出会い……………犬飼 隆
159世界の文字・リテラシーの歴史と古代日本……………デイヴィッド・ルーリー

【座談会】 いま、解き明かされる〈文字とことば〉の世界……………川尻秋生、鐘江宏之、犬飼隆、デイヴィッド・ルーリー、吉村武

〈文字とことば〉関係略年表/主要万葉仮名一覧

著者略歴

著:吉村 武彦
吉村武彦(よしむら・たけひこ)
1945年生。明治大学名誉教授。日本古代史。著書に『日本古代の社会と国家』(岩波書店)、『聖徳太子』『女帝の古代日本』『蘇我氏の古代』『大化改新を考える』(以上、岩波新書)など。
著:吉川 真司
吉川真司(よしかわ・しんじ)
1960年生。京都大学教授。日本古代史。著書に『律令官僚制の研究』(塙書房)、『聖武天皇と仏都平城京』(講談社)、『飛鳥の都』(岩波新書)など。
著:川尻 秋生
川尻秋生(かわじり・あきお)
1961年生。早稲田大学教授。日本古代史。著書に『古代東国史の基礎的研究』(塙書房)、『平安京遷都』(岩波新書)、『坂東の成立』(吉川弘文館)など。

ISBN:9784000284998
出版社:岩波書店
判型:4-6
ページ数:294ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CFH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:2GJ