メディアの「罪と罰」
新たなエコシステムをめざして
著:松本 一弥
紙版
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内容紹介
権力への忖度と偽りの客観報道ばかりが横行し、アテンションエコノミーによる扇動が跋扈するなかで、メディアへの信頼は失われていった。何がこの現状をもたらしたのか。政治権力と巨大プラットフォームに取り込まれないメディアはあり得るのか。どん底から這い上がって信頼を取り戻すには何が必要か。厳しく問い直す。
目次
やや長めのまえがきとして
第1章 「メディアの報道は何かおかしい」と思っているあなたへ
第2章 朝日新聞の最暗部にメスを入れる――「空前絶後」の編集局長、その早すぎる死
第3章 安倍政権下で起きたこと――変容する社会とメディア
第4章 「責任」をめぐる政治家の無責任な言動を追認するメディア
第5章 GAFAをめぐる闘い――欧米と日本の落差はなぜ
第6章 「勝ち組」ニューヨーク・タイムズの挑戦
第7章 第三者機関がメディアを「審査・評価」する
第8章 デジタル時代のメディアの説明責任と「取材過程の可視化」
第9章 未来の「メディアエコシステム」を構想する
補 論 荒野に叫ぶ預言者、成長主義に依存しない未来像――見田宗介が語るジャーナリズムとは
あとがき
ISBN:9784000249591
。出版社:岩波書店
。判型:4-6
。ページ数:280ページ
。定価:2600円(本体)
。発行年月日:2024年01月
。発売日:2024年02月01日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTP2。