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未曾有の「ジレンマ」を照射するノンフィクション

著：佐藤 幹夫
佐藤幹夫(さとう みきお)
1953年生まれ．フリージャーナリスト．批評誌『飢餓陣営』主宰．更生保護法人同歩会・評議員．自立支援センターふるさとの会・相談室顧問．更生施設「かりいほ」人材育成研修会研究委員．主な著書に『ハンディキャップ論』，『自閉症裁判――レッサーパンダ帽男の「罪と罰」』，『十七歳の自閉症裁判――寝屋川事件の遺したもの』，『「自閉症」の子どもたちと考えてきたこと』，『ルポ青年期の発達障害とどう向き合うか』，『ルポ認知症ケア最前線』，『ルポ高齢者医療――地域で支えるために』，『人はなぜひとを「ケア」するのか――老いを生きる，いのちを支える』．最近の共著に，『発達障害と感覚・知覚の世界』(編著)，『「こころ」はどこで育つのか発達障害を考える』ほかがある．