父を焼く
上野英信と筑豊
著:上野 朱
紙版
内容紹介
革命という夢を追い続けた両親への鎮魂歌
目次
Ⅰ 父母との日々
八月の花
鎮めの机
母の味味噌汁―筑豊文庫のお品書き
鬼ヶ坂挽歌
いっちょさせたら
『ひとくわぼり』復刻のころ
みち
ノムリエ
ノムリエ,もう一杯
父を焼く
さよなら,父母の日々
Ⅱ ボタ山の地で
ヤマの匠のビフォー・アフター
消えない輝点
硫安のステージ
やんでぬー
トンチャン
ぬらりひょん
消えてゆくもの
ファインダーの向こうに
名残のつるべ
高飛車,頭を垂れて
江戸に吼える
マドレーヌばあちゃんの靴下
日食連想
三番鉢のごんぞうは
枯れすすきの幸せ
私にまつわる出生の秘密
夢のあとがき