ダール、デモクラシーを語る
著:ロバート・A・ダール
編:ジャンカルロ・ボセッティ
訳:伊藤 武
紙版
内容紹介
現代のデモクラシーが直面する課題とは?
目次
日本語版への序文(ジャンカルロ・ボセッティ)
1 多元主義かポリアーキーか
2 『統治するのは誰か?』
3 学問的先達――プラトンからシュンペーターまで
4 ハイエクとトクヴィルの誤り
5 資本主義とデモクラシー,倫理と利害衝突
6 ポピュリズムと社会主義の間で
7 マッカーシズムの時代
8 もしデモクラシーが戦争をするならば
9 世界国家の不在
10 デモクラシーと規模の《難問》
11 世界銀行の事例
12 連邦主義と第二院
13 ヨーロッパの困難な歩みと反グローバル運動
14 第三の道,ブレア,クリントン,ブッシュ
15 社会的公正の提言
16 デモクラシーをめぐる未解決の問題
17 もう一つの構想――フィシュキンの集中討論方式
18 デモクラシーに関するいくつかの《問い》
19 《活字メンタリティー》,デモクラシー,書物
解説(馬場康雄)
訳者あとがき(伊藤 武)