顔をなくした数学者
数学つれづれ
著:小林 昭七
紙版
内容紹介
世界的に著名な数学者が遺したエッセイ集
目次
Ⅰ 数学つれづれ
純粋と応用/数学の美を感じさせる証明/なぜ10進法なのか/山を愛した数学者/便利な世の中/奇人・変人が多いのか,数学者には?
Ⅱ 数学史余聞
数学一家/数学者の名と顔/顔を失った二人の数学者/微分記号の誕生/テンソル解析の記号/名は二人
Ⅲ ギリシャ数学の魅力
古代ギリシャの数学をたずねて/リンカーン大統領とユークリッド/ユークリッドの原論とは何か/2次方程式を解く/ピラミッドとプリズム/地球の大きさを測った男/アルキメデスとキケロ/アルキメデスの墓碑に書かれた図形/無限小を考える/アルキメデスと球の体積
Ⅳ 数学と教育
数学サークル/国際数学者会議(ICM)/ICMと私/数学者と政治家/数学教育
[解説]
昭七兄の思い出(小林久志)
編者後記にかえて(落合卓四郎)
《資料》前期課程数学の外部評価報告書(報告者:小林昭七)(一部抜粋)
略年譜