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杉原千畝とスターリン

著:石郷岡 建

電子版

内容紹介

本書は「スターリン率いるソビエト共産党は、日本へ向かうユダヤ人への通過ビザを発給したのか?」との疑問から出発しています。
300点を超す膨大な写真と図解、公文書の数々が語りかける、ユダヤ問題の史実。

関係者の誰もが語ることなく埋もれかけた歴史の断片。これまで日本人にはなじみの薄かったユダヤ人、イスラエルが思いもかけぬ形で眼前に現れます。

本書を通じて見えてくる現代の国際社会。

目次

第1章 ユダヤ問題とは
第2章 皇帝暗殺事件と東方ユダヤ人
第3章 ヒトラーの反ユダヤ主義
第4章 ビロビジャン ―ソ連版シオニズム
第5章 河豚計画 ―満州のイスラエル
第6章 ハーヴァラ(移送)協定
第7章 水晶の夜
第8章 ユダヤ人はどこへ行く
第9章 日本のユダヤ問題
第10章 アイヒマン ―ユダヤ人移送計画責任者
第11章 杉原千畝 ―ペルソネ・ノン・グラタ
第12章 スパイ? 外交官?
第13章 ヴァルハフティク ―宗教的シオニストの逃避行
第14章 キュラソー ―誰も行かなかった最終目的地
第15章 恐ろしいソ連ビザ?
第16章 デカノーゾフ ―謎のスパイ
第17章 杉原千畝の「命のビザ」
第18章 杉原千畝の謎
第19章 「命のビザ」 ―その後
第20章 なぜ、日本人はユダヤ人を殺さなかったのか?

JP-eコード:90954243JAAA01MBJE3X
出版社:五月書房新社
コンテンツ公開日:2022年11月01日
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