倒産寸前だった鎌倉新書はなぜ東証一部上場できたのか
著:濱畠太
内容紹介
債務超過を抱え、倒産寸前の弱小出版社だった鎌倉新書が、今後も間違いなく拡大を続けるエンディングビジネスの着目。「出版社」から「情報加工会社」への劇的なDX業務転換を果たし、終活・供養関連のポータルサイトのトップランナーへと成長。東証一部に上場、注目企業となるまでの、苦闘と決断の記録。「幸せの再生産」という経営哲学を掲げ、終活のインフラたるべく、さらなる挑戦を続ける経営者とチームの物語。
目次
まえがき 鎌倉新書とは、どんな会社か?
【第1章】 家業再建、そして上場。成長の裏に隠された苦悩
倒産寸前だった出版社を大変身させた原動力とは何だったのか?
1 8000万円の借金は、成長のための負荷
2 大胆な業態転換。その発想の原点とは
3 改革のための避けがたい苦闘
4 「常にパス・ファインダーたれ」の教えを胸に
5 企業の「風土」と経営者の人間性
【第2章】 「2040年の葬儀」を考える
ビジネスとしての終活事業は、そのとき“安心”を提供できるか?
1 「必ずしも経済合理性を追求しない」との驚きの宣言も
2 変化する家族のかたち――宗教観と死生観の変遷
3 変貌しつつある終活マーケットにどう対応するか?
【第3章】 鎌倉新書の組織論
外部から招聘した強力な経営陣、その人事と独自戦略
1 外部から招聘した新社長への経営承継
2 大手を振って宣伝できない業界だからこそ
3 挑戦と失敗の系譜
4 社会課題の解決に向けた新規事業に次々と挑戦
【第4章】 近代化か、破壊か?
異文化の楽天出身社長で、運営と組織はどう変わった?
1 「プロ経営者」がもたらしたもの
2 「人こそが成長の源泉」――鎌倉新書の人材論
3 次なるステージの挑戦は続く
4 経営に息づく「感謝と供養の心」
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。出版社:方丈社
。コンテンツ公開日:2022年04月07日
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