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ヨーロッパ・ことばと文化―新たな視座から考える

編:野村泰幸
著:杉本孝司
著:早稲田みか

電子版

内容紹介

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ヨーロッパのことばと文化を解説した教養書・教科書で、大阪大学大学院言語文化研究科教員を中心とした執筆陣による共著です。プロローグとエピローグのほか「ことばとその原理」、「ことばと文化」、「ことばと社会」の計3部門で構成されています。内容は以下のとおりで、各章ごとに読書案内を、巻末には参考文献を掲示しています。
類書と異なる点は、ことばと文化を動態(ダイナミクス)とみなし、さらに地域的には周縁とみなされがちな言語文化圏をも意識的に取りあげたことです。言語学や文学、社会学といった既成の学問領域を越境することで、さまざまな文化とその基底をなすことばを一種の「生命体」と捉え直すよう試みました。そして3部門の相互関連を明確にしつつ、ヨーロッパ広域言語文化圏におけることばと文化の多様なすがたを、学問的水準を保ちつつ、多くの図や写真を盛り込みながら、広くわかりやすく解説した内容となっています。

JP-eコード:87259000000000000021
出版社:大阪大学出版会
コンテンツ公開日:2021年11月05日