第1章 実現のカギを握る3つのポイント
労働時間の把握と管理
筑波メディカルセンター病院 副院長兼事務部長 中山和則
上尾中央医科グループ協議会 総局長 久保田巧
COLUMN 海外に学ぶ医師の働き方①
タスクシフト/シェア
岡山旭東病院 総院長 土井章弘
日本医師事務作業補助者協会 理事長 矢口智子
業務の効率化
Basical Health株式会社 代表取締役 佐藤文彦
COLUMN 海外に学ぶ医師の働き方②
第2章 労務管理に精通した医師が解説!「ガイドライン」「FAQ」
医療法人社団白梅会 理事 小林利彦
COLUMN 海外に学ぶ医師の働き方③
第3章 医療を未来につなぐ、働き方改革とは?
特定社会保険労務士 福島通子
COLUMN 海外に学ぶ医師の働き方④
第4章 グッドプラクティス24
1 労働時間の把握と管理
〇旭川赤十字病院(北海道)
医師の“意識改革”からスタート 打刻漏れ通知と長時間労働の防止策
〇筑波メディカルセンター病院(茨城)
時短計画の出発点は正確な労働時間の把握から
〇水戸協同病院(茨城)
新たな診療体制と臨床教育での研修医の時間外削減の取り組み
〇がん研究会 有明病院(東京)
全医師の認識改革と風土の醸成 給与規程を見直して年俸制を導入
〇聖路加国際病院(東京)
変形労働時間制を用いた運用と労働時間の削減効果
〇済生会横浜市東部病院(神奈川)
「制度・組織・業務」改革を三本柱にA水準を目指してロードマップ作成
〇新潟市民病院(新潟)
地方高度急性期病院の時間外労働短縮への取り組みと今後の課題
〇済生会福岡総合病院(福岡)
多角的に取り組むための4つの視点でのアプローチ
2 タスクシフト/シェア
〇済生会山形済生病院(山形)
他職種への積極的なタスクシフトとフレキシブルな働き方ができる体制
〇かしま病院(福島)
臨床検査技師が病棟に常駐 病棟検査技師と病棟担当制
〇足利赤十字病院(栃木)
医師事務作業補助者の育成に 診療情報管理士の資格取得
〇上尾中央医科グループ協議会(埼玉)
事務職が主導する働き方改革 業務を俯瞰的に捉えて改善
〇島根県済生会江津総合病院(島根)
医師の相互交流の構築と地域医療連携推進法人・NPの活用
〇倉敷中央病院(岡山)
薬剤師に「処方支援業務」をシフト そこで「薬剤師の働き方改革」に着手
〇近森病院(高知)
病棟常駐型チーム医療による栄養管理のタスクシフティング
〇佐賀県医療センター好生館
3つの対策チームで改革に着手 効果的な医師事務作業補助者へのシフト
3 業務の効率化
〇東北大学病院(宮城)
ピンチをチャンスに変える! コロナ禍における小児科のDX推進
〇湘南鎌倉総合病院(神奈川)
個別デスクを廃止してフリーアドレス制に 医局の不要な滞在を減らして時間を管理
〇名古屋医療センター(愛知)
AI問診票の導入によって医師の業務の効率化を推進
〇淀川キリスト教病院(大阪)
医師の時間外労働を減らす 産婦人科で始めた「10の工夫」
〇岡山旭東病院(岡山)
AI問診の導入がもたらした患者と職員双方の負担軽減
〇徳島県立中央病院(徳島)
ビジョン実現のためのDX推進 救急部門に「NEXT Stage ER」を導入
〇HITO病院(愛媛)
スマートフォンが働き方を変える ICTの利活用で業務の効率化を実現
〇アメリカの先進事例(アメリカ)
業務の効率化で医師の負担を軽減 アメリカで進む取り組みの事例
●「医師の働き方改革」用語解説