江戸・明治 百姓たちの山争い裁判
著:渡辺 尚志
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内容紹介
江戸時代の百姓たちにとって、食料、田畑の肥料、燃料、建材など山から得られる資源の確保は、死活問題だった。 山は近隣の村々で共同利用されることが多かったが、山のどこまでが自村の領域かをめぐって村々はしばしば対立し、領主や幕府にしきりに訴訟を起こした。 時を経て明治を迎えると、政府の近代化政策により村々は村境画定を迫られ、山争いはいっそう過熱してゆく。 山をめぐる熾烈な争いと相互協力への努力を、当事者の肉声をふまえて克明に描く。
JP-eコード:79422284000000000000
。出版社:草思社
。コンテンツ公開日:2017年08月18日。