「ホルモンから見た生命現象と進化」シリーズ 4
求愛・性行動と脳の性分化 ―愛―
著:小林牧人
著:小澤一史
著:棟方有宗
電子版
内容紹介
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有性生殖を行う多くの動物では、効率よく自分の子孫を残すためには、性成熟している個体同士がタイミングよく出会い、受精のための性行動を行う必要がある。性行動の効率をあげるため、個体の行動は内分泌系、神経内分泌系、神経系により絶妙な調節がなされている。
本書では、生殖活動のなかでも性行動に焦点をあて、魚類(キンギョ、サケ・マス)、両生類(イモリ、カエル)、鳥類、哺乳類(齧歯類)、棘皮動物(ナマコ)などの動物たちが、どのような性行動を行い、その性行動が発現するためにどのようなホルモン、神経が関わっているのかを、これまでの研究成果も含めてわかりやすくまとめた。さらに、比較内分泌学の範疇を多少逸脱するが、ヒトの性行動についての章も加えた。
目次
1.序論
2.魚類の性行動とホルモン
3.両生類の求愛・性行動とホルモン
4.鳥類の性行動とホルモン
5.齧歯類の性行動と脳の性分化
6.ヒトにおける求愛・性行動と脳の性
7.棘皮動物の産卵行動
JP-eコード:78535117JAAA01MBJE3X
。出版社:裳華房
。コンテンツ公開日:2016年05月26日
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