「ホルモンから見た生命現象と進化」シリーズ 1
比較内分泌学入門
著:和田勝
電子版
内容紹介
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1章では、導入としてタンパク質とDNAの関係、進化について述べた。2章では、ホルモンの代表例としてオキシトシンを取り上げ、その発見の経緯からホルモンとしての様々な働き、脊椎動物における進化を考え、3章では、各種ホルモンの発見の経緯とそれらの細胞生物学的なメカニズムを解説した。4章では進化(系統発生)の観点からホルモンを俯瞰し、5章では個体発生の視点からホルモンをとらえ直した。6章では、無脊椎動物(主に昆虫)のホルモンを取り上げた。7章では再び「ホルモンとは何か」「生体の調節機構とその進化とはどのようなものだったか」を考える。
この巻を読んで、ホルモンについての基礎知識が得られ、生物の進化とホルモンについての理解が広がり、シリーズのII巻からVII巻までを読み進むための一助になれば幸いである。
目次
1.比較内分泌学とはどんな学問か
2.オキシトシンを例にして
3.ホルモンとは何か
4.進化の観点(系統発生)からホルモンを俯瞰する
5.個体発生の視点からホルモンを見直す
6.無脊椎動物(とくに昆虫)のホルモン
7.ホルモンとは何か ―再び信号分子による調節機構の進化を考える―
JP-eコード:78535114JAAA01MBJE3X
。出版社:裳華房
。コンテンツ公開日:2017年05月25日
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