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物理学講義 量子力学入門

著:松下貢

電子版

内容紹介

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量子力学とは、私たちの直観が通じないミクロな世界の現象を、どのようにとらえ、どのように考えるのかについての学問分野である。本書は、初学者にはわかりにくい量子力学の世界を、おおむね科学の歴史を辿りながら解きほぐし、量子力学の誕生から現代科学への応用までの発展に沿って丁寧に紹介した入門書である。
他書で多く見られるように、初めから量子力学が出来上がったものとして解説するのではなく、量子力学がどうして必要とされるようになったのかをスモールステップで解説することで、量子力学と古典物理学との違いをはっきりと浮き上がらせ、初学者が量子力学を学習する上での“早道”となることを目標にした。
なお、量子力学の既習者には、かつての物理学者が古典物理学の範囲内でどのように格闘したかを学習することで、物理学一般の復習と理解にも繋がるであろう。

目次

1.原子・分子の実在
2.電子の発見
3.原子の構造
4.原子の世界の不思議な現象
5.量子という考え方の誕生
6.ボーアの古典量子論
7.粒子・波動の2重性
8.量子力学の誕生
9.量子力学の基本原理と法則
10.量子力学の応用
付録

JP-eコード:78532254JAAA01MBJE3X
出版社:裳華房
コンテンツ公開日:2017年09月21日
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