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不便益

手間をかけるシステムのデザイン

著:川上浩司
著:平岡敏洋
著:小北麻記子

電子版

内容紹介

本書は「不便益」の事例を紹介しながら,不便益とはなにか,不便益をもたらすシステムのデザイン方法とは,を探求する.テクノロジーを否定するのではなく,ITやAIなどの最新テクノロジーと不便を組み合わせることで新たな知財・サービスを生み出そうというものである.IT技術者や,システムデザイン関連読者の必読の書である.

目次

第1章 不便益システムデザイン 第2章 自動車の運転支援 第3章 義手のデザイン:人に関わるモノのあり方を考えるために 第4章 発想支援 第5章 コミュニケーション場のメカニズムデザイン:書評ゲーム「ビブリオバトル」のデザインを読み解く 第6章 博物館の学びを支える手がかりのデザイン 第7章 〈弱いロボット〉と人とのインタラクションにおける不便益 第8章 観光と不便益 第9章 妨害による支援 第10章 「結びの科学」に向けて 第11章 生命システム論から不便益を捉えなおす:不便益の実在証明

JP-eコード:7649055011000000000u
出版社:近代科学社
コンテンツ公開日:2017年11月01日